お知らせ
2020/05/21
厚生労働省、昨年の「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表
厚生労働省は、2019年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果を公表しました。
今回の重点監督は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場や若者の「使い捨て」が疑われる事業場などを含め、労働基準関係法令の違反が疑われる 8,904 事業場に対して集中的に実施されました。
<重点監督結果のポイント>
■主な違反内容
- 労働基準関係法令違反は、全体の75.3%(8,904事業場に対し、6,707事業場で認められた)
- 違法な時間外労働があったのは、3,602事業場
- 賃金不払残業があったのは、654事業場
- 過重労働による健康障害措置が未実施だったのは、1,832事業場
■主な健康障害防止に係る指導の状況
- 過重労働による健康障害防止措置が不十分なため改善を指導したのは、3,443事業場
- 労働時間の把握方法が不適正なため指導したのは、1,553事業場
詳細は、下の厚生労働省HPでご確認ください。
【参考】厚生労働省HP「令和元年度11月「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11060.html
一覧へ