2020年2月14日から、特定求職者雇用開発助成金の安定雇用実現コースの要件の見直しが行われ、就職氷河期世代安定雇用実現コースが新設されました。
この助成金は、いわゆる就職氷河期に就職の機会を逃したことなどにより十分なキャリア形成がなされず、正規雇用労働者としての就業が困難な方を支援し、その就職を促進するため、対象労働者を正規雇用労働者として雇い入れる事業主に対して支給されます。

＜支給要件＞
1.年齢
雇入れ日時点の満年齢が35歳以上55歳未満の方

2.正社員経験
雇入れの日の前日から起算して過去5年間に正規雇用労働者として雇用された期間を通算した期間が1年以下であり、雇入れの日の前日から起算して過去1年間に正規雇用労働者として雇用されたことがない方

3.現在の就業状態
ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などの紹介の時点で以下の2点を満たしている方
①失業状態または非正規雇用労働者
②ハローワークまたは民間の職業紹介事業者などで就労に向けた個別支援等を受けている方